チャイルドチェアー
メンバー:谷川 清樹 さま
Q1:TechShopとは
A:今まで色々なモノづくり施設を見てきましたが、その中で、最も設備、機器、スタッフが充実したモノづくりをするのに最適なスペース&コミニュティーです。
Q2:これまでどんなものを作りましたか?
A:小学生の頃は家作り、中高ではラジオ電波少年、大学ではマイコン野郎、社会人になってからは伝統工芸に目覚め、今は伝統工芸と現代技術の融合をテーマに、主にCNCを駆使して家具、小物等を作っています。最近は仕事とも結びついてきて、五輪関連のモックアップを作る機会が多くなってきました。作品は店内のあちこちに置かれています。
Q3:こちらの作品について
A:レザーで立体物を作る時、パーツ同士をどうやってつなぐかが常に課題になります。自分の場合は伝統工芸の指物の技術を使った組手加工を多用します。ホゾとホゾ穴をレーザーで正確に加工したものを組む訳ですが、江戸指物はそうした「技」を表に出さない事を「粋」とします。そのため、そうした箇所は、象嵌等を施して隠しています。材料はウォールナットとメープルを使用しました。