プロトタイプラボ
自由に使用可能な先進の各種工作を設置し、デジタルDIYによるプロトタイプ開発環境を提供。
誰もがアイデアをカタチにできる、ハード(設備)とソフト(知見・ノウハウ)、そしてそれらを支える先進のデジタルテクノロジーを提供する場であり、
人・企業・技術がつながることで新たな価値を創出するプラットフォームです。
東京の真ん中にある有数のビジネス街でありながら、緑豊かな公園や庭園、美術館などが点在。
静かな環境と文化の薫りが創造性を刺激する六本木一丁目。
そんなエリアに位置するTechShop Tokyoのドアを開けると、目の前に仕切りのない広大なスペースが広がります。
そこにはレーザーカッターや3Dプリンター、木工、金属加工、テキスタイルなど様々なカテゴリーの最先端の工作機械が設置されており、会員は使い放題。
精度の高いプロトタイプをつくることができます。
開放感あふれる空間は会員同士の交流も生まれやすく、自然とオープンイノベーションの場になっています。
ものづくりの経験がなくても工作機械を使う基礎講座が用意され、困った時は専門スタッフがサポートするので安心です。
TechShop Tokyoの会員数は1,000名を超えており(2018年9月末現在)、約7割が個人会員、約3割が法人会員です。
多様なバックグラウンドを持つ人々が形成するクリエイティブなコミュニティこそ、TechShopの最大の価値です。
TechShopでは様々なテーマのネットワーキングイベントを通じてコミュニティを育んでいます。
会員同士の懇親を目的としたパーティを3ヶ月ごとに開催。大企業、ベンチャー/スタートアップ、クリエイター/アーティスト、主婦/学生といった様々なバックグラウンドを持つ会員が出会い、繋がりが加速します。それぞれの作品を紹介し合っているうちに協同プロジェクトが始まっていることも。
各回ひとつの社会課題をテーマに、その分野で先進的な取り組みを行うスタートアップを率いる方が登壇。参加者との意見交換も行いながら解決の可能性を探り、ネットワーキングまでできる、TechShop Tokyoを会場に森ビル主催で開催されているイベントです。
第1回 | 2017年9月12日(火) | ヘルスケアを考える |
第2回 | 2017年11月27日(月) | 自動車の安全・安心"Safety"を考える |
第3回 | 2018年5月15日(火) | 今後の"電力"について考える |
第4回 | 2018年9月25日(火) | 宇宙ビジネスについて考える |
TechShopと繋がりのあるベンチャーキャピタリストや、新規事業化支援のプロフェッショナルが審査員を務め、参加者のビジネスアイデアが投資に値するかをジャッジする真剣勝負。
参加者は5分間でプレゼンテーションを行い、その場でジャッジされます。優れたビジネスプランであれば、その場で出資が決まる可能性もあります。出資に至らなくても、起業の専門家たちから直接フィードバックを得られる貴重な機会であり、大企業やベンチャーの社員、学生などがエントリーする人気のイベントです。
赤坂と六本木の結び目に位置するTechShop Tokyoは、感度の高い人々が集まりやすく、イベント会場としても魅力的です。
最大天井高8m、片側全面ガラス窓の空間は圧倒的な開放感を生み出し、天井や壁づたいに露出したダクトやフレームは、まるで近未来の工場を思わせます。
そんなTechShop Tokyoは、イベント会場としてレンタル可能。
特徴を活かした独自企画のイベントやワークショップも多数開催しています。
Meeting Area:袋小路になったミーティングエリアは、30~50名のイベント会場として貸切利用が可能です。
Class Room:店内奥のセミ・クローズドなクラスルームは、会議室やワークショップ、展示イベントのスペースとしてご利用いただけます(着席で20名程度収容)。
夜間貸切:営業時間外であれば、店内全エリアの貸切利用が可能。独特のビジュアルを活かしたPV・CM撮影など、大規模な利用をご希望の場合はご相談ください。
感度の高い人々が集う街アークヒルズで最先端のものづくりに取り組める。TechShopでは、その特色を活かし、普段なかなか考えることのないテーマのトークイベントを開催することで、参加者の創造性を刺激します。
TechShopの考える創造的プロセスは、「考える」 → 「創る」 → 「発信する」をサイクル状に繰り返すこと。トークイベントは「考える」パートの重要なヒントになることでしょう。
カテゴリー | テーマ |
業界の最先端を知る | 2018年2月26日(月) 「メイカースペースと深圳小ロット製造」 講師:スイッチサイエンス グローバルビジネスデベロップメント 高須 正和氏 ジェネシスホールディングス代表取締役社長 藤岡 淳一氏 |
2017年5月29日(月) 「クラウドファンディング成功の秘訣!」 講師:Kickstarterデザイン&テクノロジーディレクター Julio Terra氏 Jellop共同創設者 Gil Shterzer氏 Proper Propagandaコミュニケーション戦略総責任者 Jackson Wightman氏 |
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非日常の世界を垣間見る | 2017年3月31日(金) 「IMAGINE『多様性』2020 多様性を考えてICTができること~2020年に向けて~」 パネリスト:WIRED日本版編集長 若林 恵氏 東京大学教育学研究科バリアフリー教育開発研究センター講師 星加 良司 氏 Letibee取締役/創業者 外山 雄太氏 富士通総合デザインセンターシニアマネージャー 平野 隆氏 ゲスト:NPO法人MissionARMJapanカタリスト 近藤 玄太氏 電動義手handiii, HACKberryデモンストレーター 森川 章氏 LGBTライター・編集者(元 月刊G-men編集長) 冨田 格氏 タレント 女性化レッスン「乙女塾」代表 西原 さつき氏 |
最先端のデジタルものづくりと本格的な工作環境を活かして、ハイクオリティな作品を製作できる体験型ワークショップが人気を博しています。企業・自治体様から企画を持ち込まれ、コラボレーションすることも。
Arduinoで電子工作をはじめよう! |
誰でもつくれるUVプリントシルクスクリーン製版ワークショップ |
燕のカレー皿&スプーンを研磨して、藝大食堂のカレーを食べよう!(新潟県燕市、東京藝大とのマッチアップ) |
ヴィンテージスタイルのワークエプロンをつくろう!(YKKと共同開催) |
TechShopの教育における基本理念は「STEAM」。
Science(科学)、Technology(テクノロジー)、Engineering(工学)、Art(アート)、Mathematics(数学)の頭文字からなる言葉で、これらを統合的に使いこなしてイノベーションを起こせる人材を育てるという考え方です。
こうした基本理念のもと、TechShopでは教育の3要素である「教室・教材・講師」をテーマに合わせて組み合わせた、体系的なプログラムを提供しています。
また、これら3要素と教育ノウハウを有しているTechShopでは、企業や自治体のご要望にお応えしてオーダーメイドの教育プログラムの開発を行っています。
工作機械を安全に取り扱い、初歩的な操作を習得するための実習を含む講座です。約50種類の機械一つひとつに体系的なプログラムが紐付けられています。
IoTに関する基本を、サービス開発の疑似体験を通して習得する3日間集中プログラムです。IoTの基礎知識を学び、IoTサービスのアイデアを立案。その後に各種工作機械や実際のデバイス、クラウドサービスを使ってプロトタイプを製作し、ビジネスモデルまで磨き上げるところまで実践するのが特色です。
TechShopは、新たな事業機会の創出をめざす企業に対し、デザイン思考やリーン・スタートアップの手法に基づくビジネスモデルのプロトタイピングおよび実証を支援しています。
最先端のものづくり環境が整っているため、圧倒的に精度の高いプロトタイプ製作が可能です。
TechShopの特色である企業やスタートアップ、自治体や学生など多彩な人々が集うコミュニティを活用してビジネスモデルを磨き上げていくこともできます。
目的は、新しい機能やサービスを生み出すアイデアやヒントを発掘すること。参加者がチームに分かれ、与えられた課題を解決するアイデアを競うイベントの企画・運営をTechShopが行っています。本格的な工作環境があるので、クオリティの高い試作が可能です。
革新的なスタートアップの技術や製品と最先端のデジタル技術を組み合わせ、世の中へ新たな価値を提供することを目的に、ピッチコンテストを実施。選ばれたビジネスアイデアを基に、起業家や各分野の専門家などによるメンタリングを通して確固としたビジネスモデルを作り上げていきます。
TechShop Tokyoが入居するアーク森ビルをはじめ、オフィス、レストラン、住宅、ホテルなど多彩な施設を備えたアークヒルズ。
この利点を活かして、リアルな環境で実証実験を行うことが可能です。プロトタイプの機能や効果を検証し、ビジネスモデルを磨き上げることができます。
プロトタイプを開発した後は、プロダクトとして市場に送り出すまでに量産というプロセスを踏むこととなります。
それには様々な専門的ノウハウと多くの資金が必要です。スタートアップの多くは、ここでいわゆるハードウェアの「死の谷」に嵌まり、行き詰まってしまいます。
TechShopでは、各分野のプロフェッショナルや工場、投資家などの幅広いネットワークを活かし、ハード/ソフトの両面から死の谷越えをサポートします。
TechShop Tokyoに隣接したKaleidoWorks(カレイドワークス)に入居している日本有数のベンチャーキャピタルなど、投資会社やクラウドファンディングのご紹介が可能です。
特許や商標をはじめとする知的財産に関するお悩みについて、弁理士による相談を仲介します。
量産化に向けた仕様設計・構造設計・生産工程設計に対する要件定義(仕様書作成)、生産工場やTechShop会員企業とのマッチング、保守体制構築のサポート、デジタルテクノロジーの提供などを行います。
人・企業・技術の新たなつながりから新たな価値を創出した事例をご紹介します。