皆さんこんにちは!
テックショップのBigBoyこと、フジモリです。
今日はUVプリンタの知っておきたい基礎知識を紹介したいと思います。
はいはい。あれね、あれ。UVってのはUltraviolet=紫外線を使ってプリントしてます。
ってやつでしょ?違う?
違う違う!そんな事ではなくって、、
UVプリンターで何か作ろうと思ったはいいけど、、
果たして何時間で何個出来るんだろう?なんて思った方も多いのでは無いでしょうか。
そこで今回はその真相に迫るべく、簡単な実験をしてみました。
題して『フルフルMAX、はい!何分?』です!!
テーブル一杯一杯に印刷して、それぞれのモードは果たしてどれくらいの時間がかかるのか、
それを検証してみたいと思います。
因みにテックショップに置いてあるUVプリンター LEF-200の印刷範囲は
幅:508 奥行き:330 (mm)
がMAXです。
よくよく見ると、このサイズってテーブルの溝と同じサイズですね。
なので印刷するものを置くときは、この溝の範囲内に置いておけば印刷できると言う事ですね。
ふむふむ。
では508×330のサイズで枠を印刷した場合どれだけ時間がかるかというと、VersaWorksではこんな感じになりました。設定は全て一般CMYKの場合です。

高品質 11分
標準 8分
高速 5分
という事で、”感想としては思ったよりも早い”でした。
この結果から、CMYKで印刷する場合、高品質でも1時間に4〜5巡ぐらいまではできるということがわかります。実際には途中クリーニングが入ったりする場合があるので、多少の誤差はありますが各印刷時間自体は、VersaWorksの予想とあまり相違がないことがわかりました。
更にWhite→CMYKではどうなるかと言うと

高品質 55分
標準 15分
高速 10分
あれ?高速、標準は2倍の時間がかかる程度になっていますが、高品質は5倍の55分です。
?????
CMYKの高品質は11分ですから、ホワイトを追加するだけで44分も加算されるわけですね。
では全面ホワイトだけの場合はどれだけかかるかと言うと、、、
高品質で26分ですね。。。
つまり、高品質の場合は、まとめてWhite→CMYKを印刷するよりか、
Whiteだけ、CMYKだけで印刷する方が早く終わると言う謎仕様。
ハンバーガーで例えるとマックで食べるときはセットが絶対にお得ですが、
高級レストランで食べるハンバーガーは単品ずつで頼んだ方がお得ですよってことなので、、
やっぱり意味わからんですね。。。
と言うか、多くの場合、下塗りで白を引く場合は高速や標準で十分な場合が多く、
ベタ塗りの白に解像感は必要ないので、、
結論として、先にマックでポテトとドリンクをつまんでから、ホテルで特選和牛ハンバーガーを
食べた方がお得な上に、満足感は大して変わりませんと言う、ことですね。。。
因みに金額は最初の1時間300円
以降1時間500円ですので
800円あれば10周以上いけちゃいまっせ。(インク代のみ)
と、言うことで印刷の際の時間や金額の参考にしてみて下さいね◎
以上、現場よりお伝えしました。